前回は古い映画でしたので、今回は新しめのところを。U2の音楽ドキュメント映画「From the Sky Down」です。
この「From the Sky Down」は1991年にリリースされたアルバム「アクトン・ベイビー」の20周年記念に制作されたもの。アルバム誕生の舞台裏や制作過程や、その後の20年を追ったもので、バンドのメンバーやスタッフなどによって、U2の音楽に対する姿勢が語られます。
監督は「不都合な真実」で2006年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したデーヴィス・グッゲンハイム。2011年のトロント映画祭でオープニング上映されましたが、日本では劇場公開されず2011年の年末にWOWOWで放送されました。また2011年11月に発売された「アクトン・ベイビー〜スーパー・デラックス・エディション」にもDVDが付属していますが、2月1日にDVDで発売されるのが「フロム・ザ・スカイ・ダウン~ディレクターズ・カット」。どんなシーンが編集されているのかは不明ですが、本編はU2ファンのみならず、音楽ファンには興味深い傑作。このディレクターズ・カットも濃い内容だと思われます。