iTunesで人気の「Jazz For Japan」がCDで登場! NEW

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3月11日の東日本大震災発生の数日後に、スティーヴ・ガットやリー・リトナー、マーカス・ミラー、ジョージ・デューク、クリスチャン・マクブライド、デヴィッド・T・ウォーカーなど、ジャズ&フュージョン界のトップ・ミュージシャンが集結してレコーディングしたという被災者支援アルバム「Jazz For Japan」が、iTunes4月5日から配信されているが、6月に、ビデオアーツ・ミュージックから国内盤CDが発売される。すでに「Amazon」でも予約受付中。曲数等は不明だが、ダウンロード版と同じならば、全13曲。収益金の一部は、日本赤十字社を通じて、被災者に送られる。


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東日本大震災支援の「Songs for Japan」がCDでも発売に

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エチオピアの飢餓をきっかけに1984年に立ち上がったチャリティ・プロジェクト「Band Aid」以降、音楽界ではチャリティの動きが活発。東日本大震災への支援にも素早い動きをみせiTunes Storeで3月26日午前0時から配信が始まった「Songs for Japan」は、世界18ヵ国でNo.1を記録したという。このアルバムの収益金はすべて、日本赤十字に寄付される。John Lennonの「Imagine」に始まり、チャリティではおなじみの.U2、ボブ・ディラン、レッチリ、レディ・ガガなど全38曲。ほとんど既存の曲だが、これだけの豪華メンバーのコンピレーションで1,500円はお買い得だ。

この「Songs for Japan」は3月11日にCDでも発売される。iTunes版は38曲だが、CD(US盤)は David Guetta「When Love Takes Over」が未収録で2枚組全37曲(4/2現在で1,165円)。ちなみに日本盤の発売は5月のようで、日本版ブックレット付きで2,000円とのことだ。

日本でも楽曲の販売を通して被災者への支援活動を行っているミュージシャンは多い。たとえば、音楽配信サイト「OTOTOY」による「Pray for Japan」。vol.1〜vol.6は3月17日には配信を開始し、vol.7〜vol.10も4月1日から配信を開始した。価格は各1,000円で、5%のクレジット決済手数料と約7.7%の著作権料を除いた売り上げが、日本赤十字社を通じて東日本大震災の義援金として寄付される。

またニューヨークでは、Save Japan Benefitsによって、3月27日にConcerts for Japanが行われ、今後も続く予定だし、ロンドンでもプライマル・スクリームやポール・ウェラー、リチャード・アシュクロフト、ビーディ・アイらの出演でベネフィット・コンサートがある。ジェーン・バーキンは、震災復興支援のために自費で来日し、4月6日に渋谷クラブクアトロで、フリーコンサートをやるようだ。また、Benefit for NIPPONミュージック・ペンクラブのサイトなどにも、さまざまなメッセージが多くのミュージシャンから寄せられている。



ここで紹介しているのは、世界各国のミュージシャンたちによる震災復興支援のほんの一部だが、ミュージシャンたちの動きの速さに感謝。被災者に対してなにか手助けしたいけど、なにをすればいいのかわからないという人も多いと思うが、音楽をダウンロードしたり、CDを買ったりして、音楽を聴くだけでも被災者支援につながることがあるのだから、ぜひ積極的に参加したいものだ。


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