Oasis、Primal Scriam、My Bloody Valentine、Jesus & Mery Chain、Teenage Funclub、Ride、The House of Love……。今更ながら、良質なバンドが揃っていたなぁと感心する。これら錚々たるバンドを発掘したのがクリエーション・レコーズ。アラン・マッギーによって1983年ロンドンで設立された1999年に破綻するまで、一世を風靡したインディペンデント・レーベルだ。
そんなクリエーション・レコーズの設立前から、黄金時代を経て破綻にいたるまでを描いたドキュメンタリー映画が「Upside Down :The Creation Records Story」。バンドやアーティストのインタビュー、ライヴなど、レアな映像満載で、イギリスでは昨年公開され評判も上々のようだが、いよいよ日本でも8月下旬からシアターN渋谷でロードショー公開される。
出演はアラン・マッギー、ジョー・フォスター(共同経営者)、ノエル・ギャラガー(Oasis)、ボビー・ギレスピー(Primal Scream)、ジム・リード(The Jesus & Mary Chain)、ケヴィン・シールズ(My Bloody Valentine)、ノーマン・ブレイク(Teenage Fanclub)、グリフ・リーズ(Super Furry Animals)、アンディ・ベル(Ride、Oasis)、マーク・ガードナー(Ride)、ガイ・チャドウィック (The House Of Love)、ボブ・モールド(Husker Du、Sugar)、アーヴィン・ウェルシュ(「トレインスポッティング」原作者) 他。全編、ほぼ鳴りっぱなしの音楽の監督は、Rideのマーク・ガードナー他が担当している。
それに先だって、5月9日にはCD「Upside Down」が発売。2枚組34曲入りで、上記のバンドに加え、Slowdive、The Boo Radleys、BMX Bandits、The Telescopesなど、当時人気だったバンドの音源が満載。80〜90年代のブリット・ロックを懐かしむのもよし、資料音源としてもよしのアルバムだ。